総集編 「四つの桜」 2006 4 2

 現在、関東地方では、桜が満開となっています。
桜と言えば、数年前、「四つの桜」を書いたことを思い出します。
 この記事は、桜には、いろいろな見え方があると書きましたが、
銘柄にも、いろいろな見え方があるかもしれません。
 ある銘柄を見ても、
ある人には、成功の銘柄に見え、
ある人には、失意の銘柄に見え、
ある人には、そんな銘柄には興味がないと思うでしょう。

四つの桜 2003/4/5

桜は、春が来たことを告げ知らせる。
しかし、桜には四つある。
天国の桜。
その心、天国ならば、桜は天国の桜に見える。
成功の桜。
この春の成功者は、桜は成功の桜に見える。
失意の桜。
この春、失意のなかにある者は、桜は失意の桜に見える。
子供の桜。
子供から見れば、木に花が咲いている。
しかし、桜は桜である。
人間がどう思うと、桜は春を告げる仕事をしている。
 これが仏教で言うところの、「一水四見」です。
小川を見る者、四人あり。
天国の川と見る者。
清流と見る者。
濁った地獄の川と見る者。
ただ川が流れていると見る者。
しかし、小川は小川である。
小川は、見る人の心を映す鏡。










































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